石州瓦とは
石州瓦は江戸時代、石州和紙、石見丸物、干鰯、長浜人形をならんで石見の特 産品でした。 特産品は北前船によって諸国の人々の目にふれることになり、石州瓦は、いて(凍害)に強く、寒い地方では重宝されました。 石州瓦は伝統技法に基づき22時間に及ぶ超高温焼成。 硬質な被膜である来待石釉薬は1,200度からの高温焼成のみ融解が進むため1,200度以下では石州瓦の来待色に発色しないのです。 また、高温で焼くことで、瓦が反りやすい・ひびが生じやすいや、大量生産ができない。のデメリットが生じるため、大量生産ができないからこそ、微妙な色や形をニーズに合わせ一枚一枚を手造りしています。
代表:亀谷 典生氏のご紹介
経済産業省から「クールジャパン製品」として認定された「石州瓦」を作る亀谷窯業の社長の亀谷 典生氏。 「来待石だけの釉薬と焼成温度1350度。丁寧に人の手で仕上げております。」「来待をやめるなら瓦屋をやめる」 「頑なにこだわり続けた先代の意志を引き継ぎます。」と石州瓦について熱く語る。
バッグに使われる「チャーム」のご紹介
島根県の「いわみ」で生産されている粘土瓦の「石州瓦」。 今回お願いしている島根県のいわみにある亀谷窯業有限会社は、約1,300度の高温で焼き上げる技術を持っており、 良質の粘土を用いて高温焼成することにより「凍て(寒さ)に強く、水を通さない」「とにかく固くて丈夫な瓦」と言われています。 近年ではデザインも豊富になり瓦だけではなく、有名な東京の建築物の材料や有名ホテルの食器にも採用されるなど、多くの実績を残しています。 この技術を使ってバッグに、魅力あるチャーム品を作っていただきました。