“身軽でいること”を選ぶ日。伝統の手仕事が、あなたの毎日をそっと支えます。“

“身軽でいること”を選ぶ日。伝統の手仕事が、あなたの毎日をそっと支えます。“

今からお話しするのは、本当に大切な、──日々の小さな所作、ささやかな自信、誰かに差し出すその一瞬の礼節、そして自分に向ける許しの時間、そういった「こと」に関するお話です。

人は毎日たくさんの選択をしています。

朝、靴をどう結ぶか。財布をどのポケットに入れるか。傘を持つか、置いていくか。些細なことに思えるかもしれません。しかし、その小さな選択の重なりが、一日の流れをつくり、明日の自分を形づくる。K-iwamiは、その「選択される場面」に寄り添いたくて、ショルダーポシェットを作りました。

「身軽でいること」を選ぶとは、モノを減らすことではありません。余計なものに縛られず、自分が本当に向き合いたいことに手を伸ばすための余裕をつくることです。

会議前の5分、本を読みかけのページに戻る一呼吸、子どもの手を繋ぎ直す瞬間──こうした「こと」が日常の質を決めます。

想像してみてください。朝の駅、改札を抜ける際に交通系ICカードが入ったバッグをかざすだけで通れる便利さ。財布を探してモタつく必要のないあなた。外で誰かと会ったとき、さりげなく渡せる名刺を入れておく場所。またスマフォのための軽いモバイルバッテリーを入れておく場所・・・、こうしたさりげない、なにげない美しい動作に導いてくれる事は、あなたの動作から醸し出される礼節が相手にも自分にも、振る舞いの美しさを伝えてくれます。

K-iwamiのショルダーポシェットは、その「取り出す行為」「差し出す行為」が美しくなるよう設計されています。無理なく、自然に、あなたの仕草を整えてくれます。

また伝統の手仕事は見栄えだけのものではありません。

時間をかけて培われた技術は、使う人の手に馴染むように形を与えます。古い道具は古い知恵を蓄積しています。職人が織り込んだ微かな反発力、縫い目の角度、内ポケットの位置──全部が“こと”を起こすための仕掛けです。持ったときの重心、取り出すときの動線、掛けたときの収まり。こういう細かい点が、あなたの朝を一本調子から心地よいリズムへと変えてくれます。

外へ出るとき、現実的に身軽であることはもちろん大切ですが、気持ち的にも身軽であることはもっと大切です。余裕のない立ち振る舞いは粗雑な動作を生み、余裕のない心は不機嫌を生みます。ところが、ほんの少しの「余白」を持つだけで、所作は変わり、会話は柔らかくなり、世界は広がる・・・。

K-iwamiのショルダーポシェットはその“ほんの少し”をつくるための道具です。

仕事での一瞬を考えてみましょう。面接、プレゼン、商談。勝負どころで慌てずに名刺を取り出せるかどうかは、相手に信頼感を与えます。スマートさは、華やかな装飾ではなく「迷いのない動き」から生まれます。必要なものだけが整理されているとき、その人は迷わずに振る舞える事ができます。

迷いがないところに、人は安心を感じる。信頼は安心の上に成り立ちます。

家庭の場合でも同じです。ちょっとした買い物、子どもの保険証を出すのに慌てる時。買い物袋で両手が塞がれているとき。そのようなとき“すること”がスムーズだと、小さな焦りが減り、笑顔が増えます。日常はこうした小さな摩擦の連続でできています。摩擦を減らすことは、自分の家族やまわりの友人との心の余裕を増やすことにもなります。

次に贈り物として考えたとき、ものを贈るのは簡単です。しかし、贈るべきは「もの」ではなく「こと」です。時間の余裕、ちょっとした所作の美しさ、礼節の伝達——そういう不可視の贈り物は、受け取った人にも、日々の暮らしの質を静かに、しかし確実に変えていきます。K-iwamiのショルダーポシェットを贈るということは、相手に『日常を少し丁寧に扱うための心の余裕』を渡すことです。

そんな贈り物って、悪くないでしょう?

ここでユーモアを一つ。ポケットにスマホなど、小物が入りっぱなしで腕が四角になっている人、見ませんか?(笑) 身にまとっているものが整理されている人は、見た目だけでなく振る舞いまでシャープになります。そこで気取りすぎてはいけません。K-iwamiショルダーポシェットは見せびらかすためのものじゃない。使う人が堂々と『身軽である』ことを選べる、実直な相棒です。

買うという行為は、未来への投資でもあります。今日買った道具が、来年の朝を少しだけ楽にする。五年後にはそれが習慣になり、あなたの所作の一部として染みこんでいる。道具が人を変えるのではありません。選び、続けることが人を育てるのです。だからこそ、選ぶべきは単なる便利さではなく、あなたの行動を美しくしてくれるかどうか。K-iwamiのショルダーポーチはその観点から作られています。

最後に、あなたへ。日々を忙しく生きる人ほど、細部に気を配る。だから大胆に身軽であってください。大切なのは派手さではなく、いつでも人に差し出せる手の有様です。所作は訓練であり、習慣であり、贈り物でもあります。K-iwamiのショルダーポシェットは、あなたがその所作を選ぶための道具であり、毎日を支える小さな約束です。

今日、身軽でいることを選んでみませんか?それは怠けでも、諦めでもありません。自分を大事にする最も実用的な行為です。K-iwamiのショルダーポシェットは、あなたのその選択を丁寧に支えます。


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