【K-iwamiブランド・開発物語】-しまねの呉服屋が新たな世界に飛びこんだ訳ー

【K-iwamiブランド・開発物語】-しまねの呉服屋が新たな世界に飛びこんだ訳ー

これから数回にわたりK-iwamiブランドが生まれたのかをご紹介したいと思います。

日本は「外国にはマネが出来ない付加価値の高いもの作り」が戦後の高度経済成長とによって飛躍的な素晴らしい発展を遂げ、経済大国へと発展していきました。

しかし現在ではその中の一つ、きもの産業界はかつて一兆円あった「きものマーケット」も直近では約二千六百億円と、かつての四分の一に縮小してしまいました。その結果今では和装の伝統工藝士の減少や後継者の減少など深刻な問題を 抱えています。

しかし、これはきものの業界だけの話だけではなくなりました。利益を優先するため 【もの作り】を海外に依存したため、他の産業でも国内の職人達を抱える優れた事業所の衰退を招き、今回のコロナウィルスの一件で日本のもの作りの脆弱さが露呈してしまいました。もはや、きもの産業界だけの話ではなく、アパレル産業をはじめ、色々な産業にもその波は押し寄せています。

そこで私達は、もう一度原点に帰り、日本人特有の感性だけが持っている「伝統工藝」の素晴らしさや「日本職人による繊細な匠の技術」を日本の少しでも多くのみなさまに再認識して頂けるようなものが作れないだろうか?これこそがK-iwamiプロジェクトの出発点でした。

(次回へ続く)

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